赤ちゃんの肌にやさしい石鹸を使いたい!石鹸の種類や性質を解説
「赤ちゃんにはどんな石鹸を選んだらいいの?」「ベビーソープを買えば安心?」。赤ちゃんの石鹸選びに疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。赤ちゃん用の石鹸は種類が多く、どれを買うべきか悩んでしまいますよね。
この記事では石鹸の種類やメリット・デメリットを解説し、赤ちゃんにおすすめの石鹸を紹介します。
赤ちゃんにとって、よりよい石鹸を選ぶ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃん用の石鹸の種類
赤ちゃん用の石鹸には、主に以下のような種類があります。
- 固形石鹸
- 液体石鹸
- 泡石鹸
それぞれのメリットやデメリットについて紹介します。
固形石鹸
固形石鹸には化学成分無添加の商品も多く、赤ちゃんの肌にやさしいものが多くみられます。ただ、固形石鹸は泡立てるのが面倒。タオルやネットで泡立てるのに時間がかかります。浴室に置くと水分を含んで溶けてしまうことがあるため、適切に保管する必要があります。
液体石鹸
液体石鹸は、固形石鹸にくらべて保管しやすいのもメリットです。ただし、水で薄まることを考慮して作られているため、液が濃いめです。そのまま赤ちゃんのお肌につけると肌荒れの原因になる場合があります。しっかり泡立てることが大切です。
泡石鹸
泡石鹸のメリットは泡立てる手間を省けるということです。1人で赤ちゃんをお風呂に入れるとき、タオルやネットを使って1から泡立てるのは大変です。
泡タイプの石鹸なら、ポンプを押すだけでクリーミーな泡が出てきます。赤ちゃんから目を離さずに、片手で取り出すことができるのはとても楽ですよね。首の座らない生まれたての赤ちゃんがいる人におすすめです。
弱酸性とアルカリ性、どちらがいいの?
弱酸性
お肌と同じ弱酸性の洗浄剤は、洗浄力おだやかなのが特徴です。しかし弱酸性の洗浄剤には合成界面活性剤が使われている場合が多いです。合成界面活性剤はしっかり水で洗い流さなければ、洗浄成分が肌に残ってしまうことがあります。洗浄成分が赤ちゃんの肌に残ると、肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
アルカリ性
石鹸は弱アルカリ性です。弱アルカリ性は皮脂を効率よく落とすというメリットをもっています。弱アルカリ性である石鹸の洗浄成分が酸性の皮脂に触れることで中和して、汚れを落としやすくします。
石鹸の界面活性作用は、水に薄まると失われていく性質があります。洗浄成分が赤ちゃんの肌に残りにくいので、肌のトラブルを引き起こすのを防ぎます。
弱アルカリ性の石鹸で洗ってお湯ですすぐと、赤ちゃんの肌はアルカリ性に傾き、その後酸性の皮脂や汗が分泌を始めて弱酸性の肌に戻ります。弱酸性の肌に対してアルカリ性の洗浄剤をつかっても大丈夫なのだろうかと心配する方もいるでしょうが、そのようなわけで安心してお使いいただけます。
赤ちゃんの肌におすすめなミヨシの石鹸
「無添加 泡で出てくるベビーせっけん」
ミヨシ石鹸の「無添加 泡で出てくるベビーせっけん」は、便利なポンプタイプ。片手で押すだけできめ細かな泡が出て、赤ちゃんの肌をやさしく洗い上げます。
実際に購入した方のレビューをご紹介します。
- ベビーの丸洗い用に愛用しています。泡で出てくるので、頭も体も洗ってあげやすいです。
- 新生児の沐浴用に購入しました。泡で出てくるので使いやすく、無添加なので安心して使っています。肌トラブルなく過ごせているのでこのまま使い続けようと思います。
- 泡切れがよく洗い上がりがさっぱりです。乳児に使用していますが特に肌トラブルもなく。泡で出てきて洗いやすいです。
無添加にこだわるミヨシ石鹸
ミヨシ石鹸は1921年の創業以来、多くの無添加商品を生み出しています。
石鹸の良し悪しを左右する重要な成分が「脂肪酸」です。石鹸の原料となる脂肪酸は、腐敗しやすい性質があります。脂肪酸の腐敗を防ぐために、防腐剤を使用している商品が多く店頭に並んでいます。しかし、ミヨシ石鹸では、無添加でも安定した品質が保てるまで、原料となる油脂の精製度を高めて使用しています。こうして、防腐剤不使用の無添加石鹸を作ることができます。