クレンジングを使わずにメイク落とし!石鹸洗顔のメリットとは

クレンジングを使わずにメイク落とし!石鹸洗顔のメリットとは

メイクは身だしなみの一環として、毎日する方も多いと思います。それに伴って、1日の終わりにはクレンジングでメイク落としをしていますよね。

しかし、
「クレンジングと洗顔後に肌が突っ張る」
「敏感肌でクレンジングが肌に合っていない気がする…」
と感じることはありませんか?

そう感じるのは、クレンジングが肌に影響を与えているためかもしれません

メイク落としには、肌に与える影響が少ない石鹸を使ってみてはいかがでしょうか。石鹸でメイクは落とせるのか、石鹸を使うとどんなメリットがあるのか、詳しくご紹介していきます。
また最後には無添加オイルを使ったメイク落とし方法もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
 

 

 

▼ 目次

1 クレンジングがメイクを落とす仕組み

  1-1 クレンジングで
      メイクが落ちる理由
  1−2 界面活性剤とは

2 石鹸でメイク落とし

  2−1 石鹸でメイクは落ちる?
  2−2 石鹸で落とせるコスメ

3 石鹸でメイク落としをする
  3つのメリット
  3−1 肌の乾燥を防ぐ
  3−2 成分が肌にやさしい
  3−3 洗顔が1回で済むため手間が減る

 おすすめの無添加石鹸

5 無添加オイルでメイク落とし

 

【1】クレンジングが
メイクを落とす仕組み

1-1 クレンジングで
    メイクが落ちる理由
クレンジングは、一般的に油分と合成界面活性剤を含んでいます。まず、油分によってメイクが皮膚から浮き上がります。そして、合成界面活性剤によって浮いた油分が水に混ざって流れ落ちます。

1-2 界面活性剤とは
界面活性剤とは、界面に作用して本来混ざり合わない物質同士を混ぜ合わすことができる物質のことです。

代表的な例が、水と油です。水と油を同じコップに入れるとそれぞれ混ざり合うことなく分離していますよね。このとき、水と油の間にできる境界面が「界面」です。

界面活性剤は、「水になじみやすい親水基」と「油になじみやすい親油基」を一緒にもった分子構造をしています。水と油に界面活性剤を入れると、親水基が水と、親油基が油と結びつくため混ざり合うようになるのです。

この混ざり合った状態を「乳化」と言います。クレンジングは「乳化」を応用して皮膚から浮き上がった油分を水で洗い流せるようにしています。

しかし、クレンジングは主に油性成分を落とすため、メイクだけでなく皮脂も落としてしまうことがあります。クレンジングと洗顔をした後に肌が突っ張るように感じるのは、二重で必要以上に皮脂が取られてしまっているのが主な原因です。

▼汚れを落とす界面活性剤の3つの作用

 

【2】石鹸でメイク落とし

2-1 石鹸でメイクは落ちる?

まず、クレンジングはメイクを落とすことに特化したつくりであることがわかりました。それでは、石鹸でメイクは落ちるのでしょうか?
石鹸のメイクの油性成分を落とす力はクレンジングに比べて弱いといえます。そのため落としづらいマスカラやリキッドファンデーションは落としきれないケースが多いでしょう。

ですが、石鹸は天然由来の界面活性剤なので脱脂力がある程度強いため、薄く塗ったファンデーションなどのメイクは落とすことができます。

 

2-2 石鹸で落とせるコスメ

石鹸でメイクオフするためには薄化粧しかできないと思ってはいませんか。そんなことはありません。最近は石鹸で落とせるコスメが多く販売されています。下地やファンデーションといったベースメイクはもちろん、アイシャドウやマスカラといったポイントメイクに至るまでアイテムがそろっています。

石鹸で落とせるメイクアップコスメは、「石鹸で落とせる」や「クレンジング不要」、「お湯でオフ」と謳われているので参考にしてみてくださいね。

 

 

【3】石鹸でメイク落としをする
3つのメリット



3-1 肌の乾燥を防ぐ

クレンジングと洗顔フォームによるW洗顔を行うと、それだけ肌には負担がかかってしまいます。しかし、石鹸でのメイク落としであれば1回で済みます。W洗顔のように洗いすぎないことで、お肌に必要な皮脂まで洗い流すことがなく、お肌の乾燥を軽減させることができます。

肌にはもともと水分の蒸発を防いだり外部の刺激から皮膚を守ったりするための「バリア機能」があります。バリア機能は皮脂膜によってつくられているため、肌が乾燥状態にあるときはバリア機能も低下しています。そうすると、肌が刺激を受けやすくなったり炎症を起こしやすくなったりして、余計に肌トラブルが起こりやすくなるのです。

3-2 成分が肌にやさしい
石鹸は成分で見ても肌への影響が少ないというメリットがあります。クレンジングや洗顔フォームの多くが合成界面活性剤や添加物を使用していますが、石鹸は天然の動植物油脂を原料に、シンプルな成分でできています。

石鹸の種類には、着色料・香料・防腐剤・品質安定剤・アルコール等の化学物質が一切使われていない「無添加石鹸」や香料以外は不使用といった「一部無添加石鹸」といった商品があります。
(詳しくはこちら▶︎ミヨブロその無添加石けん、何が「無添加」?



3-3 洗顔が1回で済むため手間が減る
クレンジングでメイクを落として、洗顔でさらに汚れを落とすのは意外と手間ですよね。石鹸でのメイクオフは1回の洗顔で済むため、肌への刺激を減らせるだけでなく、時間や手間も省くことができます。

 

 【4】おすすめの無添加石鹸 

もし肌トラブルに悩んでいるのであれば、クレンジングを石鹸に変えることが解決策の1つになるかもしれません。おすすめの無添加石鹸をご紹介いたします。

 

無添加 白いせっけん3P

無添加 白いせっけん ¥465(税込)
化学物質を含まない無添加せっけんです。
精製度の高い、高品質な天然油脂をもとに造られた固形石鹸。伝統的な製法で作られる際にできる天然由来のグリセリンが配合されているので、無添加のせっけんですがまるで保湿剤が入っているようにお肌をしっとりと洗い上げます。

お肌の弱い方や敏感肌の方だけではなく、赤ちゃんからお年寄りまで安心してご利用いただける、ベストセラー商品です。

 

 無添加 泡の洗顔せっけん

無添加 泡の洗顔せっけん ¥682(税込)

せっけんと聞くと、固形せっけんを思い浮かべる方が多いと思いますが、泡フォームタイプの無添加石鹸もあります。泡立てが苦手な方や、面倒な方はもちろん、フワフワの泡で出てきますので、摩擦が少なく、汚れを落とすことができます。
水に溶けやすい石鹸は一般的な洗顔料ほど、すすぎを丁寧にしなくても良いので、サッと流すことができます。こちらも、肌に負担をかけないポイントの一つです✨

 

 【5】無添加オイルでメイク落とし

ミヨシ石鹸では無添加のスキンケアオイルも販売しております。
ミヨシの「OIL ESSENTIALS」は誰しもが使えるお肌に優しい無添加スキンケアシリーズです。

OIL ESSENTIALSシリーズは、化学物質を含んでおりませんので一般的な合成の洗浄剤よりもお肌に優しいといえます。
無添加オイルを使ったメイク落とし方法もご紹介します。

 

無添加オイルのメイク落とし方法 

①オイルを手のひらで馴染ませ、皮質が多く汚れやすい額、鼻から順番に指の腹でなじませていきます。くるくると円を描くように撫でましょう。

②コットンで拭き取ります。

③ぬるま湯で丁寧に洗い流して、洗顔します。

 

ホホバオイル

OILESSENTIALSシリーズ JOJOBA OIL(ホホバオイル) ¥1,800(税込)

ホホバオイルの主成分の、「ワックスエステル」は人間の皮脂にも含まれている成分です。そのため浸透力がよく、ベタつかず、さっぱりとした馴染みの良い使い心地です。
スキンケアやメイク落としにはもちろん、マッサージや髪のトリートメントとして全身にご使用いただけます。

 

 

「クレンジングなしの生活で美肌を手に入れたい」とお考えの方は、ぜひ石鹸や無添加オイルでのメイク落としを試してみてくださいね。