洗濯用石鹸の選び方とは?洗濯用におすすめの石鹸も紹介!

洗濯用石鹸の選び方とは?洗濯用におすすめの石鹸も紹介!

「洗濯用に石鹸を使用したいんだけど、どんな石鹸を選べばいい?」
「洗濯用石鹸のおすすめはある?」
 

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

洗濯用石鹸と言っても、形状や成分構成はさまざまで、状況によって正しく使い分ける必要があります。
では、どのような場合にどんな石鹸を使用すればいいのでしょうか。

このページでは、洗濯用石鹸の選び方について詳しく解説していきます。また、ミヨシおすすめの洗濯用石鹸も紹介します。

洗濯に石鹸を使ってみたいと考えている人は、この記事を参考にしてみてくださいね。

 

 ▼目次
1 洗濯用石鹸の選び方①
   石鹸のタイプで選ぶ
  1-1 固形タイプ
  1-2 粉タイプ
  1-3 液体タイプ

2 洗濯用石鹸の選び方②
   配合成分で選ぶ
  2-1 炭酸塩入り洗濯石鹸
  2-2 純せっけん分が多い固形石鹸

3 ウールやシルクなどの洗濯には?

4 石鹸洗濯のやり方
  4-1 せっけん洗濯のメリット
  4-2 せっけん洗濯の特徴
  4-3 せっけん洗濯の方法
  4-4 せっけん洗濯のお悩み

5 洗濯石鹸のご紹介

 

【1】洗濯用石鹸の選び方①
石鹸のタイプで選ぶ

洗濯用石鹸には
「固形タイプ」、「粉タイプ」、「液体タイプ」の3種類があります。
これら3つのタイプの石鹸から、状況に合ったものを選ぶとよいでしょう。

 

1-1 固形タイプ

⭕️メリット 頑固な汚れや黄ばみを落とすことができる
❌デメリット 手洗いや予洗いでしか使用が難しい


通常の洗濯では落ちない汚れを落としたい時には、固形タイプの洗濯石鹸がおすすめです。
固形タイプの石鹸は高い洗浄力を持っているものが多いので、子供の上履きや体操服の汚れ、Yシャツの黄ばみなど、がんこな汚れに向いています。

 

1-2 粉タイプ

⭕️メリット ①洗浄力が強い ②経済的
❌デメリット ①水温が低いと溶け残りを生じてしまうことがある 
 ②ドラム式で使用できないものがある


一般的に粉タイプの洗濯用石鹸は洗浄力が高いものが多く、使用量の面においても経済的です。
ただし、粉タイプの石鹸は水温が低いと溶け残りが生じてしまうことがあります。溶け残ってしまう場合には20℃~40℃のぬるま湯でしっかり溶かしてから使用しましょう。
また、ドラム式洗濯機の中には粉タイプの石鹸を使用できないものがあるので注意が必要です。


 

1-3 液体タイプ

⭕️メリット ①使いやすい ②溶け残りの心配がない
❌デメリット 粉タイプに比べて経済的ではない

液体タイプの石鹸は通常の洗剤と同じように、洗濯機に入れるだけで使用できます。粉タイプとは違い、水温が冷たくても溶け残ってしまう心配はありません。使いやすさを求めるなら、液体タイプの石鹸がおすすめです。



【2】洗濯用石鹸の選び方②
配合成分で選ぶ

次に、配合成分から洗濯石鹸を見ていきましょう。

2-1 炭酸塩(炭酸ソーダ)入り
    洗濯石鹸

洗濯用洗剤によく使用されている成分に、炭酸塩(炭酸ソーダ)という成分があります。この成分は以下のような働きがあります。

 炭酸塩の働き
1.洗濯液を適正な液性(アルカリ性)に保ち、洗浄力を保持する。
2.油脂を乳化する、タンパク質を分解するなどの洗浄力がある。
3.アルカリ剤を添加することで洗濯に使う純粋な石鹸分が減り、環境への負荷が小さくなる。

 

このように、炭酸塩は石鹸の洗浄力を高め、かつ、洗浄力を保ちながらも環境に優しいという特徴があります。そのため、毎日使用する洗濯石鹸は炭酸塩が入っているものを選ぶのがおすすめです。

 

2-2 純せっけん分が多い洗濯石鹸

純せっけん分が高い洗濯石鹸、それはずばり固形石鹸です。固形石鹸は薄まっていない状態なので、洗浄力が高いと言えます。
泥汚れや機械油といったがんこな汚れを落とすには、
洗浄力が高い固形石鹸がおすすめです。 


【3】ウールやシルクなどの洗濯には?

ウールにやシルクなどは、石鹸洗濯は向いていません。中性の洗濯洗剤を使用しましょう。

ウールやシルクなどの衣類はアルカリに弱く、液性をアルカリ性に保つ炭酸塩などが配合された通常の洗濯用石鹸で洗うと、傷んでしまう可能性があるからです。そのため
ウールやシルクなどの衣類を洗濯する場合には、中性の洗濯洗剤を選ぶのがおすすめです。

 

せっけん洗濯のやり方 



4-1 せっけん洗濯のメリット

①肌に優しい
天然の油脂由来で作られている「石鹸」。赤ちゃんや、子供、敏感肌の方はもちろん、普段から肌に触れるお洋服は肌に優しいもので洗いたいですよね。石鹸の種類にもよりますが、化学成分を含まない無添加のものであればより肌に優しいと言えるでしょう。
赤ちゃんの衣類と家族の衣類を一緒に洗えるのも嬉しいポイントですね。

②環境に優しい
多くの洗剤で使用されている“合成界面活性剤”は、
石油由来のものが多く、自然界のバクテリアには分解しづらいんです。
しかし天然素材だけでできたせっけんなら、海や川に流しても微生物や小魚のエサになり、自然に還っていきます。

仕上がりが柔らかい
高い洗浄力で汚れをしっかり落とすことができるので、洗濯物が柔らかく仕上がります。洗濯石鹸と合わせてクエン酸やお酢を使うことで柔軟剤要らずのふわふわの洗濯物に。



4-3 せっけん洗濯の特徴

①一定量の濃度が必要

石けん濃度が低いと汚れが落ちなかったり、一回落ちた汚れがまた洗濯物に付いてしまうことがあります。石鹸で洗濯した後に白くなってしまうことがありますが、それはこのためです。
適度な濃度の目安は泡立っていること。汚れが落ちていない感じがする方は、少し使用量を増やすのがおすすめです。


②酸に弱い

石けんはアルカリ性のため、酸性のものと反応すると中和されてしまい、汚れを落とす力がなくなってしまいます。
皮脂汚れ・油などの酸性の汚れが多くあるときは、洗濯機のお水をアルカリ性に保つために同じアルカリ性の「過炭酸ナトリウム」や「セスキ炭酸ソーダ」を一緒に入れるとしっかりと落ちます。


③石鹸カスが出る

石鹸成分は、水の中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分とくっついしまい、「金属石けん」、つまり石けんカスになってしまいます。
石鹸と合わせて「過炭酸ナトリウム」や「セスキ炭酸ソーダ」を入れて洗濯する、もしくはすすぐ際に酸性の「クエン酸」や「お酢」を加えると石けんカスが溶け柔軟剤かわりになります。



4-3
 せっけん洗濯のやり方(粉タイプ)

①洗濯機に水を溜める
この際温度は20度以下だと石鹸が溶けきらないことがあり、洗い残しの原因になります。水量は一番少ない低水位を洗濯してください。

②既定量の粉石鹸を投入
規定量より少ないと洗い残しや汚れの再付着が起こる可能性がありますので、必ず規定量を入れましょう。

③撹拌し粉石鹸を溶かす
2〜3分洗濯機を回して、石鹸を溶かします。泡が立ってきたらOK!

④洗濯スタート
いつもどおりお洗濯をしましょう!

⑤すすぎは2回
石鹸は一般的な合成洗剤よりも溶けにくいので、2回濯ぐようにしましょう。
またすすぎの際に「クエン酸」や「お酢」を使用することによって柔軟剤の代わりになり、さらにふんわり仕上がります。



4-4 せっけん洗濯のお悩み

石鹸で洗濯するのに慣れるまで、お悩みが出てくることもあるかと思います。
いくつか、よくあるご質問とその対策方法をご紹介いたします。

Q.洗濯後にお洗濯物が白くなってしまいます。

A.使用量が少ない可能性があります。
白く残ってしまう現象は、石けんカスが落ちきれないで残っている状態です。石けんカスは、・せっけんの量・使用する水・洗濯もの(汚れ)の量この3つのバランスがうまくいかないと衣類に残ってしまいます。使用量を減らさず、2割程度増量すれば改善できるかと思います。

Q.洗い上がりがゴワゴワしてしまいます。

A.すすぎの際に「クエン酸」のご使用をお勧めします。
すすぎの時に「クエン酸」を使用することによって、仕上がり具合はより効果があります。お掃除用のクエン酸をお持ちであれば、10%程度の水溶液を約30mlするのが目安になります。(柔軟仕上げ剤の投入口をご使用ください)

 

【5】おすすめの洗濯石鹸

ミヨシ石鹸では、様々なタイプの洗濯石鹸をお取り扱いしています。
是非この機会にせっけん洗濯を始めてみてはいかがでしょうか。

固形タイプ
New純せっけん

「New 純せっけん」¥132(税込)
無香料・無着色、純石鹸分98%の固形石鹸。高純度だからこそ、汚れをスッキリ落としてくれます。しつこい汚れを落としたいという方におすすめの石鹸です。布マスクの手洗いにも最適!

 

粉タイプ
そよ風 粉せっけん

「そよ風 粉せっけん」¥924(税込)
洗浄力をUPさせる炭酸塩入りの粉タイプ石鹸。衣類の汚れを落としながら、肌にも環境にも優しいです。ほんのりとフローラルの香りがし、洗濯物の着心地もよく仕上がります。

 

液体タイプ
無添加 お肌のための洗濯用
液体せっけん

「無添加 お肌のための洗濯用 液体せっけん」¥770(税込)
お肌の弱い方や敏感肌のために作られた、無添加の液体タイプ石鹸。衣類にも優しく、肌触りなめらかに仕上がります。液体タイプのため使いやすく便利です。

 

クエン酸

「暮らしのクエン酸」¥385(税込)
「クエン酸」¥495(税込)オンラインストア限定パッケージ

せっけん洗濯に欠かせない「クエン酸」。すすぎの際に柔軟剤の代わりに使用することで柔らかく仕上げることができます。
クエン酸は、お洗濯だけでなく、環境に優しいナチュラルクリーニングにも使用できます。洗濯にお掃除と大活躍!