無添加石鹸は敏感肌に優しい?正しい洗浄で肌のバリア機能を高めよう

無添加石鹸は敏感肌に優しい?正しい洗浄で肌のバリア機能を高めよう

洗顔をした後、顔がチクチクしたり肌がつっぱったりしたことはありませんか?もし肌がそのような状態であれば「敏感肌」になっているかもしれません。敏感肌は医学的に明確な定義はありませんが、20代後半の実に85%以上の人が「自分は敏感肌だ」と感じています。多くの人が悩む敏感肌ですが、原因は何なのでしょうか?また解決方法はあるのでしょうか?

敏感肌は肌のバリア機能が低下することで起こります。肌のバリア機能を正常に戻すためには肌を清潔にする必要があり、無添加石鹸での洗浄がおすすめです。

この記事では敏感肌の原因となる肌のバリア機能の低下についてメカニズムを紹介し、敏感肌改善の為になぜ無添加石鹸がおすすめなのかを詳しく解説していきます。

敏感肌とはどんな状態?

敏感肌は肌のバリア機能が低下している状態

敏感肌は医学的に定義されている肌トラブルではなく、肌のバリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなっている状態をいいます。敏感肌は外部からの刺激だけでなく、食生活やストレスなど体内部からの刺激にも敏感に反応し、肌トラブルを発生させやすいのも特徴です。

敏感肌は顔に表れると思われがちですが、背中や腕、足などの部位にも表れます。特に肌が乾燥しやすい冬場にかけては敏感肌になる人が多く、体全体がかゆくなったり、服とこすれるだけで肌が赤くなってしまったりと厄介な肌トラブルを引き起こします。

敏感肌の原因

肌の表面は保湿機能を持つ皮脂膜に覆われています。その皮脂膜の内側に角層と呼ばれる細胞があり、隙間をセラミドという細胞間脂質や天然の保湿因子であるNMFが埋めています。セラミドやNMFのおかげで肌の水分は内側に保たれていて、これが肌のバリア機能となります。健康な肌はバリア機能が正常に働いています。

敏感肌は肌のバリア機能が低下した状態ですが、様々な原因が考えられます。考えられる原因を外部と内部に分けて確認しましょう。

 

<外部要因>

  • 温度や湿度の変化
  • 花粉やPM2.5などの細菌
  • 汗やホコリが落とせていない
  • 間違ったスキンケアをしてしまっている

 

<内部要因>

  • 仕事や家事などによる疲労
  • 睡眠不足
  • 暴飲暴食などによる栄養の偏り
  • ストレス

 

生活習慣の乱れによる内部要因によって肌の新陳代謝のリズムが崩れると、肌のバリア機能が低下し、敏感肌になりやすくなります。敏感肌改善には生活習慣の見直しが必要ですが、まず確認しなければいけないのが正しいスキンケアができているかどうかです。正しいスキンケアをすることが敏感肌改善の第一歩となります。

 

敏感肌を改善する方法

正しい洗浄と保湿でバリア機能を取り戻そう

敏感肌を改善する為には、肌のバリア機能を正常に戻す必要があります。敏感肌の人は間違ったスキンケアを行なうことにより、自らこのバリア機能を壊している可能性があります。

  • クレンジングの際、力を入れて拭きとっている
  • 長時間洗顔をしたり、体を洗ったりしている
  • 石鹸やボディソープを泡立てずにゴシゴシ洗っている
  • 強い力で化粧水をパッティングしている
  • 入浴後に保湿剤を塗っていない

このようなスキンケアをしていませんか?入念にケアしているつもりが、知らず知らずのうちに肌のバリア機能を低下させてしまっているかもしれません。これらの方法は度が過ぎると、肌表面の皮脂やセラミド、NMFまで落としてしまいます。その結果、肌の水分が逃げてしまい乾燥状態となり、敏感肌になってしまうのです。

肌のバリア機能を取り戻すためには、適切な方法で洗浄・保湿をする必要があります。肌にあった洗浄剤をしっかりと泡立てて体や顔を洗い、肌表面に付着した不要なホコリや細菌を取り除くことが肝心です。入浴後は、化粧水でしっかりと水分を補い、保湿剤やクリームで水分を肌の内側に閉じ込めましょう。過度な洗浄を行なわず、しっかりと保湿することで敏感肌は改善していきます。

 

敏感肌の人は洗浄剤に石鹸を選ぼう

過度な洗浄は逆に敏感肌を引き起こしてしまいます。これはゴシゴシ洗うという力加減だけの問題ではありません。適度な洗浄をしているにも関わらず、なかなか敏感肌が改善しない人は使用している洗浄剤も見直す必要があるかもしれません。

市販されているボディソープや洗顔料の中にはラウレス硫酸Naなどの合成界面活性剤が含まれているものがあります。合成界面活性剤の中には洗浄力が強いものもあり、洗いすぎた場合など肌表面の汚れや細菌だけでなく、皮脂や角質まで落としてしまう可能性があります。洗浄剤を選ぶ際は含まれている成分も確認しましょう。

肌から汚れを落とす時に界面活性剤は必要となります。そこでおすすめなのが、主成分が合成の界面活性剤ではない石鹸です。天然の動植物油脂からできている石鹸は、肌の汚れやホコリを洗浄し、洗い流すと肌には残らないという特徴があります。合成界面活性剤より肌に優しく、しっかりと洗浄することが可能です。

敏感肌には無添加石鹸がおすすめ

 

無添加石鹸とは何か?

石鹸の中でもさらに無添加石鹸が敏感肌の人にはおすすめです。無添加という言葉を聞くと、すべての成分が天然由来でできていると思われがちですが、実際はそうではありません。防腐剤無添加や着色料無添加などの表現がされている場合があり、他の合成界面活性剤や香料などの化学物質は添加されている場合があります。これらの添加物は肌に影響を与える可能性があり、敏感肌の改善を妨げるもこともあります。

一方、石鹸だけでできた無添加石鹸は、石鹸以外の成分を一切配合していないので、肌への影響も少なく、老若男女問わず安心して使うことができます。敏感肌の人には特におすすめです。

 

ミヨシの無添加石鹸

ミヨシでは防腐剤、香料、着色料など、その他の成分を一切配合しない無添加の石鹸に昔からこだわってきました。固形の石鹸から洗顔フォーム、ボディソープにシャンプーとラインナップも豊富です。敏感肌を改善する為には、まず適切なスキンケアを心がける必要があります。ミヨシの無添加石鹸を使い、正しい洗浄を行ない、敏感肌を解消していきましょう。