無添加石けんと表示されている商品は、本当に無添加??
実は、「無添加」と書いてある製品でも添加物が添加されているものがあるんです。それは、香料でしょうか?それとも着色料?防腐剤?
香料・着色料・防腐剤、どれかが使われている可能性もありますし、全部使われている可能性もあります!
もちろん、これら全部が使われていない商品もあります。
それでは、どうやって本当の「無添加」を見分けることができるのでしょうか。
それは使われている原料をしっかりと見ることです。
このページでは、添加物が全く入っていないという意味での無添加石けんと、
それ以外の無添加石けん(添加物あり)について比較しながら紹介していきます。
記事を読むことで無添加石けんについての知識と、添加物が一切入っていない無添加石けんを見つけるためのヒントが得られます。
▼目次
1 「無添加」の定義2 無添加せっけんの比較 3-1 添加物が全く入っていないもの 3-2 一部無添加のもの 3 子供から大人まで使える石鹸 3-1 成分に注目しよう 4 ミヨシの無添加シリーズ |
【1】「無添加」には法律上
決まった定義がない?
無添加せっけんと書かれているとなんとなく肌に優しそうイメージがあります。なぜなら、香料や着色料などが一切入っていないような想像をさせるからです。
しかし実際は、ある種の添加物が入っている商品もあります。
それでも「無添加」といえるのはなぜでしょうか。
実は、無添加には法律上決まった定義がありません。
化粧品公正取引協議会が定める「化粧品の表示に関する公正競争規約施行規則」によると、どの成分が配合されていないのかをはっきり書けば「無添加」と表示して良いと決められています。つまり、原料に使用していないものを「無添加」と表示できるということです。
例えば、香料を使っていないと、「(香料)無添加」の表示ができるのです。これは、消費者にとってはやや分かりにくい状態ですよね…。
しかし、メーカーにとっては、「なんとなく肌に優しそう」「安心・安全」というイメージを簡単にアピールすることができるので、「無添加」という言葉を使用するのです。
裏面の成分欄に、「石ケン素地(+水)」と書いてあるものは、添加物が入っていないせっけんと言えるでしょう。
ミヨシ石鹸では、安心してお使いいただけるよう「石ケン素地」をさらに細かく原料レベルまで表記しております。
2-2 一部無添加のもの
先ほど説明したように、ある種の成分が入っていないだけの状態を指し、「無添加」と表示しているものもあります。
せっけんは、天然の動植物油脂を原料として作られています。
その油脂は保管条件によりますが、空気に触れる時間の経過とともに酸化し酸敗していきます。油脂を原料とした石けんも酸敗と同じように、「変色」したり「原料臭が強くなる」といった現象を起こす場合があります。
その対応策として、防腐剤などを配合しているケースもあります。防腐剤は香料や着色剤と同様に、肌に影響を与える可能性がある成分でもあるのです。
肌に優しい石けんを探しているのなら、表示に注意するようにしましょう。
何を使用していないのか見分けるためには、成分をしっかり確認することが必要です。
▲この表示の場合、
漂白剤・蛍光剤・着色料は
使用していないが
他の化学成分は使用している
可能性がある。
【3】子供から大人まで使える石鹸
3-1 成分に注目しよう
赤ちゃんからお年寄りまで安心して使うには、添加物が全く入っていない無添加石けんを探すことをおすすめします。
なぜならば香料や着色料防腐剤などの化学成分は、アレルギーを引き起こす原因となる可能性があるからです。
人工的な化学物質だけでなく、天然由来の成分でもアレルゲンであると指摘されているものがあります。肌の弱い赤ちゃんや子供と一緒に使うのであれば、添加物を一切含まない無添加石けんを選んだ方が安心です。
無添加という表示をパッと見ただけでは、どの成分が無添加なのか分からないのです。しかし、表現に惑わされずしっかり成分を確認すれば、自分が欲しいと思っている無添加の商品を見つけることは難しいことではありません。
▼しっかりと裏面の
全成分をチェック❗️
ミヨシの「無添加せっけん」
ミヨシ石鹸の無添加せっけんシリーズは添加物を使用していない本当の「無添加」石鹸です。
これは天然油脂から脂肪酸を取り出し様々な製品を作るまでの工程を一貫して行なっているためです。
このスピーディーに製造できるこの一貫体制が、新鮮で質の高い脂肪酸を原料とした石けん作りを可能とし、防腐剤をはじめとする添加物を一切入れなくても高品質でピュアな無添加せっけんの生産を可能としております。
私たちはこれからも無添加にこだわり、お客様に安心・安全をお届けしていきます。