あなたは無添加石鹸と通常の石鹸、ボディソープの違いを知っていますか?
そもそも、「無添加」とは何を意味しているのでしょうか。なんとなく「無添加」と聞くと身体にいいイメージを持ちますが、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか。
このページでは、無添加石鹸と通常の石鹸、ボディソープの違いはどんなところにあるのか説明していきます。
記事を読むことで無添加石鹸の特徴やメリットを知り、自分に合った商品選びの参考にしてみてください。
無添加石鹸と通常の石鹸の違い
無添加石鹸とは添加物が含まれていない石鹸のこと
無添加石鹸はその名の通り、添加物が含まれていない石鹸のことを指します。
一方、通常の石鹸は、香料、着色剤、防腐剤といったその他の成分を添加したものが多く、それが一般的な石鹸と認識されています。
香料、着色剤、防腐剤といった化学物質などが添加されているかどうかが、無添加石鹸と一般的な石鹸との大きな違いになります。
定義が決まっていない「無添加」
無添加石鹸の中には、「無添加」という名がついていても一部添加物が含まれている場合もあります。
「無添加」には明確な定義がなく、着色料や香料、防腐剤など、添加物がどれか1つでも入っていなければ「無添加石鹸」と表示することができます。
無添加石鹸のメリット
無添加石鹸が一般的に評価されているのは、
「アレルギーが心配でも安心して使える」
「肌が弱い人でも使える」
といった点が挙げられます。
香料や防腐剤といった化学物質は、洗い残しで皮膚に残った場合、刺激を与えてしまう可能性があり、それが元で、乾燥肌などの肌トラブルに繋がってしまうケースがあります。
肌トラブルの要因となり得る化学物質を一切含まない無添加石鹸であれば、乾燥やアレルギーを引き起こす可能性も軽減でき、安心してお使いいただけると思います。
石鹸と通常のボディーソープの違いは?
ここまで、無添加石鹸と通常の石鹸の違いについて説明してきましたが、
もう1つ、石鹸とボディソープの違いについても紹介したいと思います。
石鹸は弱アルカリ性、ボディソープは?
一般的に、石鹸は弱アルカリ性で、ボディソープには弱酸性のものが多く見られます。
私たち人間の肌は弱酸性でできています。皮膚から分泌される皮脂汚れも酸性になります。
弱アルカリ性の石鹸を使うことは、酸性の汚れを中和するので理にかなった行為になります。
一方、一般的なボディソープは弱酸性タイプが多く、
石鹸に比べて洗浄力は、比較的穏やか傾向にあるといえます。
石鹸は乾燥を引き起こしやすい
石鹸は弱酸性のボディソープに比べて洗浄力が高いというメリットがある反面、こんなデメリットもあります。
洗浄力が高いゆえに、肌に必要な皮脂まで落としてしまう可能性があるのです。皮脂には肌を乾燥から防ぐ役割があります。石鹸を使って必要以上に洗い過ぎてしまうと、肌の乾燥を引き起こすことがあります。
その点、弱酸性のボディソープは洗い上がりがしっとり感じられるでしょう。
保湿成分を含んでいる商品もあるので、乾燥が気になる人はそうした商品を選ぶのも1つの手段です。
「洗い上がりの乾燥が気になるけれど、石鹸を使いたい」という人は、化学物質の影響を受けず、肌に対して比較的優しい作用がある無添加石鹸を使ってみるのもいいでしょう。
このように無添加石鹸、通常の石鹸、ボディソープと洗浄力を含めそれぞれ特徴が異なります。ご自身の肌質との相性を見極め、使い分けをするなど色々とお試しするのもいいかもしれません。