ボディソープと石鹸、おすすめはどちら?

ボディソープと石鹸、おすすめはどちら?

あなたが今使っているのはボディソープでしょうか?それとも石鹸?どちらも同じ体を洗うものですが、実は商品によっては成分に大きな違いがあります。自分にあった商品を選ぶには、どうすればいいのでしょうか。

このページではボディソープと石鹸の違いについて解説し、それぞれどのような人におすすめなのかをお話ししていきます。

あなたにぴったりなのは、ボディソープなのか石鹸なのか、最後まで読んで選ぶヒントにしてくださいね。


ボディソープについての基礎知識

ボディソープの歴史

あなたは最近、固形石鹸を使いましたか?昔は固形石鹸を使う人が圧倒的に多かったのですが、今では若い世代を中心にボディソープを使う人が多くなっています。それだけ私たちの生活に浸透しているボディソープですが、日本で登場したのはいつ頃からなのでしょうか。

日本で初めて液体石鹸が発売されたのは、1972年です。1980年代にはまだ固形石鹸が主流でしたが、1980年代後半以降ボディソープを使う人はどんどん増えていきました。1990年代後半頃には、すでに浴室固形石鹸とボディソープの販売量が半々になっています。

ボディソープが大勢の人に受け入れられた背景には、その使い勝手の良さもありますが、各家庭にシャワーが備え付けられた影響もあると言われています。お風呂に入る代わりにシャワーを浴びるときでも、手軽に使えるボディソープは多くの人に使われるようになりました。


ボディソープと石鹸の違い

これらふたつは、液体か固体かという点で大きく異なります。しかし個体である石鹸を水に溶かしたら液体のボディソープになるのかと言うと、そういうわけではありません。使っている原料がそもそも違うのです。

天然の動植物油脂から作られている石鹸に対して、一般的に販売されているボディソープの多くは「合成界面活性剤」でできています。


天然由来の界面活性剤である石鹸と、合成の界面活性剤とでは、特徴が異なります。石鹸は弱アルカリ性の物質であり、酸性物質である皮脂や汗などの肌の汚れと一緒になることで中和されます。この中和が、石鹸が汚れを落とす仕組みです。中和されると洗浄力は弱くなり、あとは汚れと一緒に水で洗い流すだけです。


しかし合成界面活性剤は、酸性物質と一緒になっても洗浄力が失われにくいという特徴があります。洗浄力がなくならないことのデメリットは、いつまでも洗浄力が続き、必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があることです。

その点、石鹸は必要以上に皮脂を洗い流さないので、肌にやさしく、敏感肌の方も安心して使うことができます。ボディソープより簡単にすすぎ落とせる点も良いですね。


使い心地やライフスタイルで選ぶ「ボディソープ」と「石鹸」

ボディソープと石鹸、どちらが自分にあっているのでしょうか。それぞれどのような人におすすめなのか、まとめました。


ボディソープがおすすめなのはこんな人

泡立てるのが面倒だからという人には、ボディソープが良いかもしれません。固形石鹸はどうしても、泡立てるのに時間がかかってしまいます。また、子供がいるから最初から泡が出てくるタイプを使いたい、という人もいるでしょう。自分で泡立てる必要がなければ、小さいお子様でも自分で体を洗うことにチャレンジしやすいですよね。


また、ボディソープはたくさんの種類の中から自分の好きなものを選べるというメリットがあります。例えば美容成分が配合されていたり、洗いあがりがしっとりするなど、好きな使用感を選べます。


石鹸がおすすめなのはこんな人

石鹸は、洗浄力が高い一方で、肌には優しいというメリットがあります。特に添加物が一切入っていない無添加石鹸は、敏感肌の人におすすめです。どのボディソープを使っても肌トラブルが気になるという人は、一度石鹸を試してみてはいかがでしょうか。


その他のメリットとしては、予備のストックを置いておく場所が狭いスペースで済むこと、そして詰め替えの手間がなくて楽なことです。包装紙からコロンと出せば、それで終わり。「容器から液が漏れちゃった!」といった液体ならではの詰め替えのストレスもありませんよ。

 


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プッシュすると泡で出るタイプなので、泡立てる手間もなく使いやすい点もおすすめのポイント。化学物質は一切不使用で、お肌の弱い方や敏感肌の人、小さなお子様など、ご家族みなさまに安心してお使いいただけます。

ボディソープと石鹸、どちらも決めかねるという人は、ぜひ一度お試しください。