水洗顔とは?お肌へのやさしさで選ぶなら無添加石鹸もおすすめ
この記事では、一般的に肌にやさしいとされている水洗顔と、無添加石鹸を使用した洗顔についてご紹介します。
自分に合った洗顔方法を選んで、肌環境の改善につなげてくださいね。
水洗顔とは
水洗顔とは
水洗顔とは、その名のとおり水で顔を洗う洗顔方法です。
水洗顔は、ただ水で顔を洗えばいいと思われがちですが、実はそうではありません。水洗顔には、次のような手順があります。
まず、ハンドソープや石鹸でしっかり手の汚れを落とします。
次に、冷たい水ではなく、30度前後のぬるま湯を手ですくって、20回前後顔をすすぎます。皮脂が気になる部分などは、指の腹を使って優しくなでるように洗うのがポイント。
洗い終わったあとはタオルで優しくふき取る、というのが基本的な水洗顔の手順です。
水洗顔のメリット
一般的な洗顔料では、お肌に必要な皮脂まで洗い流し、肌の乾燥を招いてしまうことがあります。水洗顔では必要な皮脂は残して洗い上げます。
水洗顔は洗顔料を一切使わないので、肌の弱い人でも安心して始めることができます。
水洗顔のデメリット
オイリー肌や混合肌の人は、水洗顔では余分な皮脂が残りすぎてしまい、肌トラブルにつながる場合があります。
また、必ず30度前後のぬるま湯で洗わなければいけないので、温度調整して準備するのが億劫に感じる場合もあります。
水洗顔後は、肌本来の再生能力を高めるためにスキンケア用品を使いません。そのため、乾燥や肌のつっぱり感が気になることがあります。
お肌へのやさしさで選ぶなら無添加石鹸もおすすめ
無添加石鹸とは
無添加石鹸とは、添加物が含まれていない石鹸のことです。しかし、無添加に明確な定義はありません。
無添加石鹸は大きく次の2つに分けることができます。
1つは、化学物質が一切含まれていない無添加石けん。もう1つは、香料や着色料といった化学物質が一部不使用という意味での無添加石鹸です。
化学物質が一切含まれて無添加石鹸は肌に与える影響が少なく、お肌が弱い人も安心して使うことができます。
無添加石鹸のデメリット
石鹸は、泡立てるのに時間がかかります。しっかりと泡立てて、たっぷりの泡で洗わないと肌を傷つけてしまったり、摩擦による肌荒れの原因になることがあります。
また、雑菌の繁殖を防ぐため、使用後は水気を切り、十分に乾燥させた上で保管しておく必要があります。
水洗顔と無添加石鹸どちらがおすすめ?
重度のアトピー性皮膚炎や乾燥肌でお悩みの場合、無添加石鹸で洗顔してもヒリヒリする、赤くなるといった人もいます。
一方で、オイリー肌や混合肌の方は、水洗顔だけでは皮脂を落としきれず、毛穴に皮脂がつまってニキビができてしまうという人も。
水洗顔と無添加石鹸どちらがいいかは、肌質によります。
肌荒れがひどい人は、皮膚科を受診して自分にあった洗顔方法を相談してみるのも1つの手段です。自分にあった方法で、肌環境を改善していけるといいですね。