無添加石鹸は洗髪にいい?メリット・デメリットと上手に洗う方法

無添加石鹸は洗髪にいい?メリット・デメリットと上手に洗う方法

 頭皮や髪の健康を考えるとシャンプーより、無添加石鹸がいいと聞いたことはありませんか?「洗髪を石鹸でするのはちょっと不安」「洗い上がりに髪がきしむからイヤ」。そんな意見もありますが、実際のところは洗い方のコツをつかむだけで問題は解決します。では無添加石鹸で得られる効果や上手に洗髪するコツとはどのようなものでしょうか。

このページでは、無添加石鹸で洗髪した場合のメリットやデメリット、効果について詳しく解説しています。本記事を読むと無添加石鹸で快適に洗髪する方法や知識を得ることができます。髪がきしむ理由や改善できるコツも分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。


無添加石鹸と一般的なシャンプーの違い

無添加石鹸と一般的なシャンプーの成分

無添加石鹸の成分

  •  カリ石ケン素地または石ケン素地(※)

※ミヨシ石鹸では全成分表示に関して、原料由来まで表示しています。例えば「ラウリン酸K、ミリスチン酸K、ステアリン酸K」など。

無添加石鹸は水とせっけん成分だけのシンプルなつくりです。合成の界面活性剤が含まれないので、敏感肌や乾燥肌の人でも安心して使用できます。 

一般的なシャンプーの成分

  •  水:50~70%配合
  • 界面活性剤:30~40%配合

 その他:10~20%配合(合成香料・合成着色料など)

 

無添加石鹸で洗髪した場合のメリット・デメリット

無添加石鹸で洗髪するメリット

  • 洗浄力が高い
  • 肌に優しい
  • 環境にも良い

 天然の動植物油脂で作られている無添加石鹸は、しっかりした洗浄力と肌に優しい成分でできている点が魅力です。地肌への影響が少なく、敏感肌やアトピー肌の人でも安心して使用することができます。

また、使い続けることで髪を本来の健康な状態に戻すことが可能です。くせ毛が改善したり、コシが出てボリュームアップしたりすることもあります。天然の動植物油脂を使用していることから、環境にも優しいといえるでしょう。

無添加石鹸で洗髪するデメリット

  • 髪がきしむ
  • 洗浄力が強い
  • パーマやカラーが長持ちしない

 無添加石鹸は髪をアルカリ性にするので、洗い上がりは少しきしむ感じがします。リンスを使って中和することで軽減しますが、シャンプーを愛用していた人にとっては使い心地の好みがわかれるかもしれません。

洗浄力は強いので、髪を傷つけないように丁寧に洗う必要があります。ゴシゴシ洗うとフケや抜け毛の原因になるので注意しましょう。また、洗浄力の強さからカラーやパーマの持ちは悪くなってしまう点にも注意が必要です。


ポイントはリンス!無添加石鹸で上手に洗髪する方法

無添加石鹸は二度洗いすると泡立ちが良い

  1. ブラッシングをする
  2. 水でしっかり髪を濡らす
  3. 石鹸をしっかり泡立てて軽く洗い流す
  4. もう一度たっぷりな泡で優しく洗う
  5. しっかりすすぐ
  6. リンスで中和する

 無添加石鹸で上手に洗髪するコツは二度洗いをすることです。洗浄力が強いので、一回目は軽く表面の汚れを落とす程度で構いません。石鹸をしっかりと泡立て、表面の汚れを軽く洗い流しましょう。

二度目はたっぷりの泡で髪全体を包み、指の腹を使って優しく洗います。洗浄力が強いためゴシゴシこするとフケや抜け毛の原因になるので注意してください。やさしく髪を労わるように、少し時間をかけて洗っていきましょう。

すすぎは石鹸カスを残さないように、しっかりとするようにしましょう。リンスはアルカリ性になった髪を中和するのに役立つので、石鹸専用のリンスを使用するようにしてください。

酸性リンスで中和することできしみを解消

 無添加石鹸にはシャンプーに入っているようなコーティング成分がないので、洗髪後は多少きしむ感じがするものです。しかし、アルカリ性を中和できるリンスを使用すれば、不快に感じるきしみを軽減することができます。リンスは泡を洗い流した後に多めに使用するようにしましょう。



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