ビニール肌に無添加石鹸は有効?特徴や原因を知って健康な肌を取り戻そう
ビニール肌は肌トラブルの1つです。ビニールのようにつるつるとして見えるため、一見美肌と勘違いされやすいビニール肌。その原因は、過剰な肌ケアにあるといわれています。肌トラブルはどうすれば改善するのでしょうか。
このページでは、ビニール肌の特徴や原因をはじめ、肌トラブルを改善するためのケアの仕方、石鹸の選び方などをご紹介します。日々のスキンケアや洗顔石鹸を見直して、ビニール肌の改善を促しましょう。
ビニール肌ってどんな肌?
ビニール肌とは?
ビニール肌とは、過度なお手入れなどが原因で角質が失われ、角質層が薄くなっている状態をいいます。ビニール肌になるとお肌の再生機能が追いつかず、キメが失われていきます。見た目がつるつるしているため、美肌と勘違いされがちですが、肌トラブルの1つです。
キメがなくなったお肌の表面は、凹凸が失われています。そのため、まるでビニールのようなツルツルとした平らな状態。平らなお肌に光が当たると反射してツヤ肌に見えてしまうため、肌トラブルだと気づきにくいのが特徴です。
角質層が薄くなっているということは、肌の内部がむき出しに近い状態になっているということ。健康なお肌は正常な量の皮脂が膜を張り、皮膚からの水分の蒸発や外からの刺激を防いでくれます。しかし、角質層が薄くなってしまっているお肌は水分が蒸発しやすく、外からの刺激も受けやすくなり、肌を守るバリア機能が低下してしまうのです。
ビニール肌はひどくなるとケロイド状になってしまうので早めに対策をする必要があります。
ビニール肌の原因とは
ビニール肌の原因として、過剰なメイクや洗顔、スキンケアなどが挙げられます。
・必要以上の濃いメイク
・1日数回の洗顔
・過度なピーリングや毛穴ケア
メイクは紫外線から肌を守り、顔立ちを美しくしてくれます。しかし、固形や粉のファンデーションはお肌から水分や油分を吸収してしまいます。ファンデーションを必要以上に厚く塗ってしまうと、その分お肌が乾燥してしまい、肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
洗顔のしすぎもよくありません。一日の回数は朝晩の2回ほどに留めるのがよいでしょう。また、洗顔料の洗浄力にも気をつけましょう。濃いメイクをすると、洗浄力が高い洗顔料を使いがちです。洗浄力が高いということは、それだけお肌に与える影響も大きくなります。
特に、脂性肌や混合肌の方は、顔が脂っぽいからと1日に何度も洗顔をしてしまうとよくありません。混合肌は別名「インナードライ肌」というように、お肌の内側が乾燥しています。お肌は水分量が少なくなると、乾燥を防ぐために油分で補おうとする特徴があるため、見た目には乾燥していることはわかりにくいのです。
また、古くなった角質を落とすピーリングもビニール肌の原因となります。健康なお肌は自然と角質が剥がれ落ちていきます。ピーリングで無理に角質を取り除くのではなく、自然に任せるのもビニール肌を防ぐ手段の1つです。
ビニール肌を改善する方法
シンプルな成分の洗顔料を使う
ビニール肌の方はメイク落としや洗顔の際使う洗顔料に注意するとよいでしょう。成分構成がシンプルなものを選ぶのが無難です。洗顔料にピーリング剤が含まれているものもありますが、ビニール肌には与える影響が大きくなってしまいます。
また、メイク落としや洗顔料に防腐剤、香料など化学物質が多く含まれているものもお肌にあわない場合があります。ビニール肌はバリア機能低下により外からの刺激を受けやすい状態です。人によっては化学物質が炎症の原因につながる可能性があります。
ピーリングなどお肌に刺激を与えない
「肌トラブルが起きるのは古い角質が溜まっているためだ」「ピーリングをすれば美肌になれる」と思いがちですが、無理に角質を落とそうとするのはよくありません。また、毛穴の角栓を取る毛穴パックも角質を取ってしまうため、ビニール肌の方は控えたほうがよいでしょう。
しっかりと保湿をする
ビニール肌は水分が蒸発しやすいため、しっかりと保湿をすることが大切です。化粧水で水分を補給した後は、水分が蒸発してしまわないように油性のクリームなどでお肌を保護しましょう。スキンケアを行うときは手でやさしく抑え込みながらお肌にしみこませます。コットンで擦ったり手で叩いたりすることは肌の刺激となるため、避けるようにしましょう。
https://happiness.mebiusseiyaku.co.jp/archives/397
無添加石鹸は成分がシンプル
無添加石鹸とは
一般的な洗顔フォームなどは、高級アルコールなどから作られる合成界面活性剤を使用しています。合成界面活性剤は肌への影響が大きいため、ビニール肌の方が使用するとしみたり、ひりつきを感じたりする可能性があります。
対して、石鹸は天然由来成分でできた界面活性剤の一種です。中でも無添加石鹸は成分がとてもシンプルです。石鹸のパッケージを見ると、次のような成分が表記されていることが多いでしょう。
・石ケン素地
・カリ石ケン素地
ミヨシ石鹸では、
現在、「石ケン素地」=「牛脂脂肪酸Na、パーム核脂肪酸Na、水、グリセリン、塩化Na」
「カリ石ケン素地」=「ラウリン酸K、ミリスチン酸K、パルミチン酸K、ステアリン酸K」と原料由来に至るまで、表示しています。
参照URL:https://miyoshisoap.co.jp/pages/componentdisplay
無添加石鹸の中には、香料や着色料、防腐剤などの添加物が含まれているものもあります。ビニール肌で敏感な状態となっている肌には、添加物一切不使用の無添加石鹸をおすすめします。
ミヨシの「無添加泡の洗顔せっけん」
ミヨシの「無添加泡の洗顔せっけん」は添加物を使用していない無添加石鹸です。キメの細かい泡状ででてくるので、お肌を包み込むように刺激を与えず洗い上げられます。成分がシンプルでお肌への影響を抑えて洗顔することができます。
ビニール肌で悩む方は、ミヨシの「無添加泡の洗顔せっけん」でやさしく洗顔してみてはいかがでしょうか。